いろはにさいはて酔いもせず

掃き溜めのような所で人形をしている。実は記憶喪失になっていて、学習障害になってしまっているのです。足し算や割り算から勉強しなおしてます。

去年の夏にレイプされた話

 去年の夏、ちょうど夏休みに入って一週間したぐらいの出来事。

私はとある飲み会の場に居た。お酒も多少入っていた。女性もいたから気が緩んでいたのも事実。今更被害者ぶる気もないしなんなら笑い話にもしている話。

 

 その時、私含め女性2人男性3人の計5人で飲んでいた。何故私だったのかはわからないが、もう一人の方が救われたから、今となってはどうでもいい。

 一次会は洒落た個室居酒屋だった。居酒屋なのにカクテルの種類が多くて興奮していた。勧められた酒を飲んでいた。それが第一の失敗。その時のカクテルが妙にきれいな青色だった。ブルーハワイ系統のお酒かと思ったが、「ロヒプノール」を溶かされていたらしい。

 ロヒプノールは中学生の時に依存してた薬なので久々に飲むことで効き目が倍増したんだろうな。きっと。

 2時間の飲み放題。他愛もない話をしていた。盛り上がってきたところで飲み放題の時間が終わった。雰囲気もよく二次会をどうするかという話になった。結果、男性Aの親の経営する店で飲むことになった。私はそこでさらに睡眠薬を飲まされていたらしい。

 23時になったとき、私はとても眠かった。それ故にまともな判断ができなくなってた。気づいたらもう一人の子は居なくなっていた。親に呼ばれて帰ったらしい。なら私も帰ろうと立ち上がろうとした瞬間、押し倒された。は?と思う間もなく「騒いだら殺す」と言われたのは覚えている。口を塞がれておなかを力いっぱい殴られた。筋肉が売りの男に全力で殴られた。そこで記憶は途絶えた。

 

 

 そして目が覚めると、高級マンションに居た。(コナン風)

男は3人だったはずなのに4人に増えていた。腕は縛られていて馬乗りになられていた。口にはギャグボールがはめられていたし、ビデオカメラが回っていた。服は半裸になっていたし、睡眠薬のせいで抵抗なんてできなかった。いくら悲鳴をあげようが高級マンション、声が漏れるはずもない。そこからレイプ地獄が始まった。7日間監禁され、レイプされ続けた。髪の毛は精液だらけ、昼も夜も誰かに犯されていた。意識は朦朧とし続けていたから覚えていることだけピックアップしていく。

 まず、とにかく殴られ続けた。挿入されながらおなかと頬と太ももを殴られ続けた。体感にして6時間くらい、殴られ続けた。しばらく痣が残っていたから相当殴られたんだろう。

 次に、ドラッグ。違法かそうじゃないかなんて知るすべもないし、なんなら水だったかもしれないけど注射された。そこから先は記憶がほぼないがただ声の出るダッチワイフのように喘いでいたのは確かである。

 次に、放置プレイ。ドリルバイブまではいかないが結構グロテスクなバイブで数時間イキ地獄を味わい続けた。私はもともと感じやすいから、余計辛かった。なんならこのまま死ぬかと思った。気絶しそうになっては起こされていた。死ぬかと思った。(大事な事なので二回言った。)

 次に、洗脳。犯され続けられて最終日になる頃には「ありがとうございます。」「ありがとうございます。」とだけ言っていた。録画されていたので、嫌でも洗脳されていたことがわかる。今となってはこの洗脳が解けることはないんだろうなと思う。

 解放された次の日、私は精液のこびり付いた髪の毛を必死に泣きながら落としていた。いくら洗っても、美容室に行っても落ちた気がしなくて、自分の髪の毛を手入れすらできなくなっていた。もともとドライヤーがダメなのでバスタオルで乾くまで巻いていたが、それすらできなくなっていた。それどころかせっかく治った爪を噛む癖が再発した。

 レイプするだけなら簡単だし、される側にも原因があるという意見も一理あるかもしれない。しかし、レイプした相手がどうなるか考えたことがあるだろうか。それはもう男性恐怖症になるのが一般的だろうし現に私もなった。好きな人と会ってうれしいはずなのに電気を消したらフラッシュバックを起こすし、なんならその好きな人には嫌われている…のはまぁ別の話として、とにかくその後の人生に多大なる影響を与えるというのを理解してほしい。

 

 

 

 ちなみにこれは単なる後日談なのだが、私はこのレイプが発端で、今年に入ってから練炭自殺未遂をした。好きな人に相手にされないからなどというメンヘラのような理由ではなく、癌とフラッシュバックに耐え切れなくなっただけである。好きな人には感謝してもしきれない。私が8月31日に自殺しないで済んだのは彼のおかげである。また、その後スプラトゥーン2を誘ってくれた友人達にも大変感謝している。 

 レイプされたという事実は消えないし、今後もレイプされた女というレッテルは張り付いてくる。いつか、私が本当の意味で笑い話にできるようになれば、いいなって今でも思っている。以上。